【ヤマハ MT-09】地獄の車検月間

バイク

はいどうも、こんにちは!秘密基地ひろしです。

ヤマハ SR400の3台目、SR3号が追加されましたので、秘密基地ひろしの格納庫にバイクが全部入らなくなっちゃって、1台外に出されたんです。可哀そうにそれはヤマハ MT-09なんです。

可哀そうなMT-09、格納庫の外に出されちゃいました

うちで一番若くて元気で、樹脂部品が多そうという理由で選ばれました。本当は新参のSR3号が外であるべきなんですけど、如何せん錆びに弱いので、泣く泣くMT君が外と言うことになりました。

SR3号です。本当はコイツが外ですが、すぐ錆びちゃうんで格納庫の中に入れます。

一応、ボディカバーを掛けていますが、どうもエンジンが熱いときは、このカバーの中が暖かいみたいで、猫がねぐらにしてるようで、ちょっと猫臭いです(笑)。

地獄の車検月間

地獄の車検月間もいよいよパート2ということで、今月もまたヤマハ MT-09の車検をユーザー車検で取っていきます。車検の期限があと5日しかないんで、ここは一発必中ということでやっていきたいと思ってます。

【動画版はこちらです】

【ヤマハ MT09】地獄の車検月間!パート2(自宅で簡単光軸調整)

それで改めておさらいですけども、2021年10月初旬にカワサキのW650のユーザー車検をやりました。今回はヤマハ MT-09、それから明けて2022年の1月はスバル ステラ、2月がハーレーダビッドソンのパパサン。それから3月がスバル フォレスターということで怒涛の5連発でやってきますので、宜しくお願いします。

エーミング

前回のW650では、さらりとユーザー車検の最初から最後までの流れをやってみたんですけども、ユーザー車検はヘッドランプの光軸の調整が一番の鬼門になります。

前回のW650では、夜な夜な走り回ってロービームの高さを確認したんですけど、一々そんなことはやってられませんから、今回はいつも自宅でやってる、簡単に光軸を合わせるのやり方をご紹介したいと思います。

秘密基地ひろし格納庫の奥の壁を使って、3m手前からロービームで照射します。中は暗いのでこれなら昼間でも出来ます。

ヘッドランプの高さは道路運送車両法保安基準によると40m先の障害物が見えなきゃいけないことになってますので、3m換算でドロップする高さを壁に描いて調整していこうと思います。

秘密基地ひろしの格納庫の奥の壁を使って光軸調整を行います。これならお昼でも出来ます。

それでは自宅で出来るヘッドランプ光軸調整をやっていきたいと思いますが、まず最初にターゲットになる奥の壁を決めます。

そこから別に何メートルでも構わないんです、出来るだけ離れた方が測定精度は上がりますが、如何せん、年のせいで私の目も上がっちゃってるんで、遠くが見えないんで、3mということで測って床に印をつけておきました。

何メートルでも構いませんが、私の場合は壁から3m離れたところに印を打って、バイクのヘッドランプの光源を合わせます。

それでそこにバイクのヘッドランプの光源中心を合わせます。

MT-09の場合、光源の高さが875mmなんで、3m先では809mmになっているのが計算結果です。ターゲットになる壁にその高さを描く訳なんですけど、バイクと格納庫の高さの水平が出てないので、こういう困ったときは水盛り管を使います。

別にホムセンで水盛り管を買わなくても、透明のホース1本あれば出来ます。ホースの端末を壁にガムテープで固定して、他方はヘッドランプに固定します。そしてホースの中に水を満たせば、両端の水面高さは同じになる訳です。

いい加減なもんです。ホースをヘッドランプにガムテープで貼って水盛り管完成!

今回は他のバイクにも使えるように、壁には800mmの高さに線を書いて、10mm間隔で刻み線も入れておきました。

壁側もホースをガムテープで固定して中を水で満たします。するとバイクの前輪から800mmの高さを3m離れたこの壁に記せます。

MT-09の場合はヘッドランプのカットラインが、壁上で809mmをちょっと超えるぐらいで合わせていきたいと思います。

実際にエンジンを掛けてヘッドランプを壁に照射しますが、ハロゲンランプの場合、カットラインがよく分かんないです。

大体、820mmぐらいの高さを照らしてますから、計算上では48mぐらい前を照らすことになってますので、調整せずにこのままいきます。

バイクのエンジンを掛けてヘッドランプを壁に照射します。HIDやLEDならカットラインがハッキリしてるんですが、ハロゲンはボケてて分かり辛いです。

そしてハンドルを左右に振って、左右の振れもチェックしておきます。前後にばかり気を取られ、車検当日に左右振れで不合格を食らったこともありますので、要注意です。

車検当日

車検当日になりましたので出発します。

でもエンジンが掛かりません。バッテリーが弱ってます。昨日から怪しいと思ったんですよね~。そこでここはスバル ステラ君に助けてもらい、ジャンプスタートです!

MT-09でいざ陸事に~!と思ったらバッテリーが上がりました

ユーザー車検のやり方のおさらいですけど、まずは継続検査を受診する期間の確認をします。車検証の左の下方に有効期限が書いてありますので、その1ヶ月前から受けられます。1か月しかないので忘れずにね!って感じですね。

車検証の左下に車検の満了日が書いてあり、1か月前から継続検査が受けられます

それからユーザー車検の予約をします。インターネットの検索で”車検予約”と打ち込めば自動車技術総合機構のホームページが出ます。初めての方でもアカウント登録をしてログインすれば予約が取れます。

いや~便利になりました。PCでもスマホでもいつでもユーザー車検の予約が取れます

予約は1日が4ラウンドに分かれていて、私として朝二番の10時30分開始がお勧めです。朝一番だと道路が混雑してますし、検査に落ちても午後のラウンドで挽回出来るといったところもあって、この第2ラウンドがお勧めです。

継続検査の予約は1日4ラウンドに分かれています。10:30からの第2ラウンドがお勧めです。

書類の準備

それから予約が取れましたら書類の準備ですね。

まず最初は自動車検査証ですね。これは皆さんお持ちですよね。

まずは車検証です。正式には自動車検査証っていうんですね。

それから二番目は自動車損害賠償責任保険証明書で、これは今までの期間のものと、新期間分の2枚が必要です。新期間分は近所で入れるんであればそれでも構いませんけど、私の場合は世話無いんで、車検当日に陸自で購入します。

自賠責、正式には自動車損害賠償責任保険証明書だそうです

それから三つ目は軽自動車税納税証明書ですね。春に税金を納めていると市役所から6月ぐらいに届きます。

春に税金を払うと送られてくる軽自動車税納税証明書です。失くすと厄介です。

それから点検整備記録簿ですね。二輪の場合、別表七ってのが最新版になってますんで、webサイトから自分でダウンロードして印刷して事前に点検をやっておきます。細かい点検のやり方は別の記事で上げていきたいと思います。

二輪の点検整備記録簿は別表7が最新でwebからダウンロード出来ます

ここまでの4点が当日までに自分で自宅で準備出来ることですね。

車検当日に陸自で調達する用紙が三つあって、一枚目は自動車検査票になります。

記入はボールペンです。検査コースでの結果打刻はこの紙を挿入して行います。

それから二枚目は継続検査申請書ですね。

これは昔、OCRシートと呼ばれていて20円ぐらいしました。今は只です。番号は鉛筆、住所、氏名はボールペンとややこしいです。

それから三枚目がピンクの紙の自動車重量税納付書ですね。

重量税、小型二輪は2年で3,800円です。でも13年超えると段々上がります。全部ボールペンで書きます。

これらの書き方は至って簡単で、しかも陸事の窓口に書き方例が置いてあるので、それを参考に書けば、代書してもらわなくても自分で書けると思います。所要時間も5分ぐらいです。

それで鉛筆で書くところとボールペンで書くところが分かれているので、そこだけが注意点になります。

今はハンコを押すところもなくなっちゃいましたんで、楽になりましたね。

次に他に持っていくものですけども、当日の検査をスムーズにするためには、クリップボードは忘れてはいけません。

何故かみんな持ってるクリップボード。縦型はいけません、横型です!

それから鉛筆、ボールペンと消しゴムです。あと絶対恐れちゃいけないのがお金ですね。

そして気休め程度ですけど、工具も多少は持っていきます。ヘッドランプの光軸検査は落ちる可能性があるので、現地で調整出来るように、調整用の工具は必ず持っていきます。MT-09の場合はNo.2のプラスドライバーです。

検査登録事務所に到着

無事に到着しました。 栃木運輸支局 佐野自動車検査登録事務所~ということで、相変わらず官の名前は長いですね~。

佐野検査登録事務所に入ったところです。左の建物が事務所、右の建物が検査コースです。

今日は空いてるみたいです、駐車場にMT-09を停めて、事務所で申請していきます。

ますは事務所で書式3枚を貰います。只です。

佐野の場合は検査登録事務所で、件の申請用紙三枚をもらいます。自動車検査票、重量税納税書と継続検査申請書ですね。

用紙をもらったら、とっととお隣の整備振興会がやっている、まあ、車検をサポートしてくれる建物に向かいます。

どこの検査登録事務所も必ず検査登録をサポートしてくれる建物があって、ここで自賠責、代書、証紙購入出来ます

ここで新期間分の自賠責に加入し、重量税や検査の証紙を買って、貼ってもらいます。そして申請書を全て記入すれば、書類の完成です。

書類が完成したら最初の事務所に戻って、ユーザー車検の窓口で受付をします。

検査コースへ

受付が完了したらMT-09に乗って検査コースにいきます。

佐野の場合、検査コースは4つあって、一番左が二輪です。二輪はいつも空いてます

佐野の場合、全部で4コースあって、一番左が二輪のコースになってます。車はいつも並んでますが、二輪はガラッピキです。

コースの先頭でバイクを停めて待ってると検査員が来ますので、検査員の指示に従って、一緒に協力して車両の検査を行います。主に車体、エンジンナンバー、灯火類、3サイズの確認になります。

何故かこの検査コースの建物の前で検査員による検査が行われます

それが終わると自分で検査コースを通すので、ここからは一人旅になります。でも検査機器の使い方が分からない場合、検査員に申告すれば着きっきりで教えてくれますから大丈夫です。出来れば受付前から伝えておくと先方も対応がし易いです。

佐野の場合、マフラーを交換してると最初に近接騒音を測ります。流石にこれは検査員がやってくれます。

それが終わるとバイクでコースに入っていきますが、手前のところでスピードメーター検査は前後輪のどちらでやるのかと排ガス規制のランクをボタンで選びます。

そして前後輪それぞれのブレーキ検査、スピードメーター検査、光軸、最後に自分でプローブをマフラーに突っ込んで排ガス検査を行います。

コースの最後に打刻機があるので自動車検査票を挿入して検査結果を打刻します。

合格であればバイクを出口付近に停めて、何故か真ん中辺りに一つしかない総合判定所に書類を出せば、合格処理をしてくれます。

ここは検査コースの出口側です。今日も無事に合格です

残念ながら不合格があると、修理、調整して再検査してもらいます。陸事の周りには必ずテスター屋さんがあるので、有料ですがそこで調整してもらうのが早道です。

車検当日は3回まで検査出来ますから、リベンジは2回出来ることになります。3回で合格出来ないときは、別日に再度検査料を支払っての再試験になりますので、当日中の合格が目標です!

今回も無事に合格でした。いつもドキドキのヘッドランプ光軸検査も一発で合格でした。今日はハイビームで検査でしたね。

この後、事務所の1番窓口に戻って、新車検証と車検ステッカーもらって終了になります。

今回の総括

今回も一発合格、無事終了ということで、おうちに帰ります。

本日の金額の出来高ですが、自賠責が2年間で9,270円、重量税がこの前、W650は古いんで5,000円も取られて憤慨しましたが、MT-09はまだ5年なので3,800円。それから検査費用で1,700円、合計で14,770円ということで15,000円は切ったので、まあかなり上出来ですね。

今日も無事に車検合格!やれやれです。

ユーザー車検の目的は安く上げることですから、それなりに安くは出来るんですけど、当然バーターで自分で点検整備するところが自己責任ですので、その辺はご理解とご注意をお願いしたいと思います。

これで午前中に全て終了ということですが、2022年の年明けからはまたユーザー車検三連発が待っておりますので、頑張っていきたいと思います。

以上になります。ご覧下さいまして、ありがとう御座いました。それでは、また! 

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