【SR400 ファイナル エディション】今更ですが3号納車動画です

バイク

はいどうもこんにちは!秘密基地ひろしです。

今回はヤマハ SR400 ファイナル エディションのお話です。うちのSR3号になりますが、コイツが来た時の紹介記事は前に上げたんですけど、その時は買った経緯や他の2台のSRとの違いが中心でしたので、改めてまして納車時の記事をお送りします。

【動画版はこちらです】

【SR400 ファイナル エディション】今更ですが3号納車動画です

ご対面

ヤマハ SR400 ファイナル エディションが納車されました。3台目でブルーになります。

いや~いつ見てもSRは良いもんです

ちょっと特徴を見ていきますと、通常はクロームメッキのヘッドランプケースが外装色と同じブルーになってます。私にとってはカジュアルで外しのSRです。

ヘッドランプケースは通常クロームメッキですが、このブルー外装だけはブルーなのです

そして綺麗なブルーの燃料タンク。ブルーのバイクってVF400F以来、久しぶりです。

このブルー、正式名はダルパープリッシュブルーメタリックXです

燃料タンクのオーナメントは通常の音叉マークではなく、ヤマハの立体バラ文字オーナメントです。オーラを感じますし結構、高級感がありますね。

通常の音叉マークではない、このYAMAHAロゴがバイクいけいけの80年代を彷彿とさせます

それからサイドカバーのファイナルエディションのマークはラベルなので、SR2号のグレー外装の立体メタルラベルに比べるとチープですね。

ブルー外装はここにFinal Editionのロゴが入りますが、ラベルなのは残念!ハッキリいってチープです。

あと茶色のシートが良いです。チョコレートっぽい色です。2色ツートンなとこがヤマハらしいおしゃれなデザインです。

このシートともおされ~!チョコとライトブラウンの2色合わせ

それからシートカウルはヤマハのオーナメントが真ん中に貼ってあるだけで、ブルー塗装の無地なので逆にシンプルで良いですね。

リアシートカウルが無地なのは潔いです

ナンバープレートは”群馬す”まではSR2号と同じですね。SR2号は79だったので、5か月で群馬では小型二輪の登録が約1,000台があったということなのかな?

なんの変哲もない番号、バイクは希望ナンバーが無いので残念

初搭乗

SR3号で初めて走り出しますが、オドメーターの走行距離は1.5kmとバリバリの新車です。エンジンを掛けますが、FIは始動性が良いので一発で掛かります。

SR400は4型、5型のFIなら冷間時は大体キック一発でエンジンが掛かります

ところで肝心の排気音ですが、5型のSRは音も良いので社外マフラーは要りませんよ~。

5型からは結構排気音が大き目で、炸裂音がしてタタタタタって良い感じです

走り出すとやはりSRは良いもんです。なんだかSR2号よりも鼓動が大きい感じがします。でも同じ年式のファイナルエディションだから違いはない筈なんだけど、慣れたから低回転で繋いで走ってるんで鼓動を強く感じるのかもしれません。

同じバイクを3台も買っちゃいましたが、なんとなく幸せです。

ヘッドランプケースが通常のクロームメッキではなくブルーなので、なんか目の前全部がブルーって感じで、ちょっとキザですけど、海に行きたくなりますね。海岸沿いを走ると、良いんでしょうね~。

目の前がブルーってのも、中々に良いもんです

改めて、この5型のアイデンティティというか存在感の出し方は、ノーマルにしてみれば大したもんです。結構、納車の日って、やっちまったな感が出る場合が多いですから、そう考えるとこれは良いです。

乗り味に関しては、慣れてるんで感動なんかない筈なんですけど、なんかいつ乗っても良いです。良い天気のせいかもしれませんが燃料タンクのブルーのメタリックが反射して綺麗です。

太陽にブルーメタリックが輝いて本当に綺麗です!

変な話、ヘッドランプケースはクロームメッキじゃないと駄目だって言い張ってた割には、なんかこう燃料タンク共に両方ブルーで綺麗に太陽でキラキラと反射して、しかもしゃかりきになって飛ばすんじゃなくて、ゆっくり走る、そんな時に凄く和むというか、なんというか、とても良い感じです。これはもう日本の宝ですね。

意外にショートストローク

これ今、納車したばっかだから、どノーマルなんですけど、アイドリングの存在感も良いです。

ただ、勘違いしちゃ駄目なのが、これは結局はトレール車であるXT500の派生車種ですから、この手のエンジンはロングストロークが定番なんですけど、ショートストロークです。

SRのご先祖は、なんとロードモデルではなく、トレールのXT500なのです。

500ccを400ccにスケールダウンする時、通常はストロークはそのままにボアダウンするんですが、ヘッドの作り直しを嫌ったのかストロークダウンとされてます。その結果、シングルとしては珍しく、SR400はかなりのショートストロークエンジンです。

またその際にクランクマスを1kgぐらい増やしてますから、XT500に対して味付けとしてはどっちつかずなところがあるので、古いオールドイングリッシュのビッグシングルなんかを想像すると、ちょっとテイストは違うということになるんだと思います。

でもショートストロークながら、クランクシャフトがXT500より1kg重いので、ちゃんとスタートのときの蹴り出しとか、回転してる時のゴロゴロ感みたいなのがあって、それはそれですごく良いモノですね。

SR400はこの1kg重いクランクシャフトが43年も生き永らえた理由といわれています

ホンダ GB350と比較する予定ですので、凄く楽しみです。このSRは本当に純粋で純朴で、所謂、結果論としてSRになったっていう乗り物ですね。GBはビッグシングルというには350ccはちょっと小っちゃいですけど、良い意味であざとく、結果がこうなるだろうって作られてるシングルだと思います。

SRの立ち位置を確認する為にライバルのホンダGB350も揃えました。コレが結構良いんです。

そうなると、作ったらこうなりましたっていう43歳のバイクと、そいつをライバルに、こういう結果になるだろうということでホンダが作り上げたバイクっていうのが、どんな乗り味を示すのかは、凄く興味深くて楽しみです。

SR2号で白地メーターを初めて経験したんですけど、やっぱり黒地が良いよなって本当は思ってます。でもこのブルー外装は黒じゃ駄目なんでしょうね。ブルー外装であるが故に白地メーターなのかな?そうなるとドンピシャです。だからSRって、やっぱり拘りのバイクなんですね。

メーターは黒字が基本と思いますが、このブルー車は案外、白地が似合いますね

ハンドリングも相変わらず良いです。そもそも小柄でナローで前後18インチタイヤ、剛性も結構高いです。

意外にSRはハンドリングが良いんです。音と振動だけのバイクじゃない!

時速60kmのときにエンジンは2600回転ぐらいです。ここがSRのスイートスポットですね。これ以上早く走るとその分、早く着けるんでしょうけど、あんまり面白くないというか、それに自動車の内燃機関って大体2,500rpmで燃費が一番良くなるようになっているものが多くて、それ故にバランスが一番取れてポイントなんでしょうね。

時速60km、エンジン回転2,600rpmがSRの一番気持ちいい領域です

発進からエンジン回転2,500rpmでシフトアップしていくと、正にSRワールドです。これは良いです。

信号待ちも、また楽し

信号が赤になるとヤマハ MT-09あたりだと、ちょっとイラつくんですが、うちのハーレーパパサンやカワサキW650もそうですけど停まったら停まったでアイドリングが楽しめますし、また発進出来ると思うと嬉しくなります。

信号待ちもまた楽し!それがSRワールド
暴れん坊でじゃじゃ馬のヤマハ MT-09です。SRの対極にあるようなバイクです。
ハーレーダビッドソンスポーツスターXLH883、通称パパサンです。味、振動はSRの2倍はあります。
カワサキ W650です。マルチとシングルの良いとこ取りなバイクです。

特にSRは信号待ちでフロントブレーキを掛けてないときはフロントフォークがブルブル震えます。そしてフロントブレーキを掛けると振動が止まって、他の部分が揺れだす。またちょっとアクセルをあおると共振の関係で揺れるところが変わるんで、それも面白いです。

発進はお楽しみです。早め早めシフトアップすればトップの5速までキッチリ蹴り出しと鼓動を感じながら走行速度まで持っていけます。

でもまだ新車なんで、あんまり低いエンジン回転からの加速は控えた方が良いです。

でもやはりSR3号は2号より主張が激しいような気がします。外装色以外は全く同じバイクなんで、私が慣れたせいなんでしょうね。でもアイドリングでも振動多目ですね。

白バイを発見しましたがSRだと必然的にゆっくり走りますから問題無いです。

おっ!右前方に白バイ発見!でもSRはユックリさんだから捕まりません

SRそして新SRに想うこと

SRを3台も買っちゃったんで流石にこれ以上、SRは買わないし、そもそも生産終了で買えません。本当に最後のSRですね。

3台も持ってるんで、あんまり欲張っちゃいけないんでしょうけど、これがなくなっちゃうのは寂しいですね。ただ古い物ばかりにしがみついててもしょうがないんでしょうね。

私の知人で足の悪い方がいらして、その人はホンダのGB400に乗ってたんで、以前に悪いことを聞いちゃったんです。「なんでGBにしたの?」って聞いたら「足が悪いんでキック出来ないんだよ」って言ってましたから、そういった意味では、もし新しいSRにセルスターターが付けば、女性とか体格や体力の無い人でも気軽にビックシングルをSRのDNAで楽しめるのかもしれません。

またSRに1時間ぐらい乗ってマックカフェで休憩なんかしようものなら、もうエンジンが掛からないです。

そんな時はどうするかって取説に書いてあるんですけど、一旦、キーオフにしてアクセル全開でデコンプレバーを引いて何回かキックして、結局は燃焼室のガソリン蒸気を一回全部出さないと駄目なんですね。

そんなこともあって、女性ばかり引き合いに出して申し訳ないんですけど、バイクには男性よりは縁遠い性別ですから、そういう方がたまたまSRに興味を持たれて、特にゴリゴリのバイクガールじゃなくてSRだけは乗ってみたいという方には結構辛いでしょうね。で、そんなことでSRから離れていっちゃう方も多いかと思っていて、それは大変残念なことです。

一方、SRの存在って、よっぽど本人が好きだとか、あとはよく分からないけど、教えてくれる人がそばに居たり、バイク屋の親父が結構親身だったりとか、そういった意味ではSRって人と人とのコミュニケーションみたいなところも求めてくるバイクなんでしょうね。だから、そういった意味でも本当に、日本の宝です、このバイクは。

そのお宝も無くなっちゃうんで繰り言ですけど、新しく生まれてくるSRを待ちたいと思います。

多分ヤマハはやってくれると思うんで、今度は女性にも優しい400シングルが来るのかな~?

まとめ

うちはSR400が3台もあるんで、今後どうやって乗っていこうかなってちょっと悩んでます。

ブルーのSR3号は私にとっては外しのカジュアル路線なので、そのままノーマルで乗っていきます。日曜日のお散歩用ですかね。

コイツは外しのSRなんでこのままノーマルで乗ってきます

あとSR1号は500ccだったこともありますので、今後もカスタム路線でいきます。

一つ前の4型のSR1号です。コイツは今後カスタム路線でいきます

そしてSR2号はうんとSRらしくクラシカルにして、オシャレに乗ってみようと思います。

こちら同じ5型のファイナル エディション、SR2号です。グレーの外装でサイドカバーはデフォルトで黒です。

それぞれに特色を付けてカスタムしていければ、3台ともまんべんなく乗れるのかなって考えています。

以上になります。ご覧下さいまして、ありがとう御座いました。それでは、また!

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