はいどうも、こんにちは!秘密基地ひろしです。
最近ちょっと困ってることがあって、家に戻ると必ず一回S660に戻んなきゃいけないんですよ。なんでかっていうとスマホを車内に忘れちゃうんですね。
で、どこにスマホがあるかというと、コンソールのポケットの中です。本当にここが測ったようにスマホとピッタンコで、中敷きみたいになってて、しかも真っ黒なので、車を降りて家に入ると必ずスマホを忘れたことを思い出して、もう一回取りに戻るというのを繰り返しています。
そもそもS660にスマホホルダーがありませんので、凄く不便ですし、それにスマホのナビを使いたいんで、今回はスマホのホルダー&スタンドを取付けていきたいと思います。
S660の定番のスマホスタンドといえばビートソニックってやつですかね?9,800円ぐらいして、ちょっと無職の私には金額的に厳しいので、今回はDIYで安く作っていきたいと思います。
【動画版はこちらです】
ホルダー選び
それでは早速やっていきたいと思いますが、最初にどうやって取付けるかというよりも、どんなスマホホルダーが使いたいかで選びました。
といいますのもS660はシートがバケットほどではないんですけども、窮屈な感じなんで、お尻のポケットにいつもスマホを差してるんですけど、そのままだと乗れないんですね。
で、まずは乗る前にスマホを左手で持ってS660に乗るんで、乗り込んだらすぐにスマホをホルダーに置いて、降りるときもスマホを簡単につまみ上げて出られるようにってことで選びました。
カーメイトのウィングキャッチっていう商品で、ヨドバシカメラで税込み1,620円でした。
で機能がどうなってるかというと、スマホを受けに置くと、自重でそこが下がって、更に左右の腕が閉まってスマホをしっかりホールドしてくれます。当然、スマホを外すときも、スマホをつまみ上げるだけで取れます。不精な私にはピッタリです。
なので通常はどうやって取付けるかを先に考えなきゃいけないんですけど、今回はまず、どういうスマホホルダーが欲しいかを先に決めちゃいました。
このウィングキャッチには色々なタイプがあるんですけど、エアコンのルーバーに差して使うタイプを選びました。
やっぱりカーメイトの商品なんでしっかりしてて、エアコンルーバーを咥えるところにはダイヤルがあって、これを回すとルーバーの奥側に引っ掛けた爪が前後に動くのでガッチリ固定出来るようです。
気を付けなきゃいけないのは、当然一枚のルーバーだけでそんなに重いものは支えられないので、ホルダーの縦面にスポンジを貼って、そこをインパネとかルーバーの枠にあてて荷重を受けるようになってます。
取付け方針
そんな訳でこれを取付けていきたいんですが、当然、このルーバーを掴む部分を利用したいんで、イエローハットで毎度おなじみのエーモンの取付け金具を買ってきました。
所謂、汎用ステーですね。品番はG251、長さ300mm、幅15mm、厚さ2mmで値段は398円でした。このステー上部にウィングキャッチをエアコンルーバーに取付けるように固定して、ステー下部を車体に取付けます。
今日のDIY方針は「出来るだけ加工しない!」です。ちょっと面倒臭いっていうか、疲れちゃいますので、とにかく少ない加工でやっつけます!
それで以前、純正のドリンクホルダーを付けましたけど、S660の場合、折角ここにボルトがあるので、ドリンクホルダーを付けているブッシュの下にステーを共留めしていきます。
ステーの穴ピッチは20mmで、車体側の2本のボルトピッチの65mmとは合わないので、残念ながら加工しない方針が早くも崩れました。
ステーの加工
車体への取付け穴をステーに1個追加します。
ところがドリンクホルダーの留め具は中にカラーが入ってて、これの直径はΦ7なんですね。これも残念なことにステーの穴もΦ7とピッタンコなんで、カラーが入んないです。
なので、まずはステーの一番下の穴をΦ8まで拡大します。Φ8まで拡大するとΦ7のカラーが通るようになりました。
次は今開けた穴から65mmのところにもΦ8の穴を開けます。ポンチを打ってドリルしていきます。ただ既存の穴が近くにあるので、結局キリでは上手く穴が開きませんでした。
こんなときはヤスリを使った力技で長穴にしてやります。
加工しない方針だったのに、これでもうかなり疲れました。でも頑張ります。
このステーにウィングキャッチを付けていくんですけど、ステーを90°曲げないと向きが合わないので、ステーの先っぽを曲げていきます。
本当はステーを万力で挟んで、穴のところではなく板金の部分を曲げたいんですけど、万力も無いので安直に穴のところで曲げます。場所は上から2番目の穴のところです。
エーモンの金具の良いとこは柔らかくて加工し易いことです。穴のところなら簡単に90°に曲がります。
ステーの取付け
それではステーを車体に取付けていきましょう。
ここでちょっと変更点が御座いまして、ステーを一度取付けてみたところ、ちょっと腰高だったので、下側の取付け穴は一番下の穴を使ってましたが、40mm上げて、下から3番目の穴としました。
即ち上側の穴も2つ上にずらしたのでヤスリで再度加工しました。もう疲れが限界です(笑)
この状態で付けていきます。ドリンクホルダーの取付けも両立させる為、そのボルトで締めていきます。
ステーが取付きました。
ホルダーの取付け
ウィングキャッチはステーを挟み込む部分だけだと剛性が足りないので、ステーに突っ張るように同梱されてた8mmと2ミリの両面テープを2枚とも縦面に貼りました。
あとはウィングキャッチをステーに右側から差し込んで、ダイヤルで締め上げれば完成です。
基本的にダイヤルで絞めちゃえばウィングキャッチは右側にずれないんですが、念の為、インシュロックで右側に飛び出さないようにしておいた方が良いみたいですね。これで完成です。
なかなか良い具合です。スマホを置くだけでホールドしてくれますし、取り出すときも摘み上げるだけです。シフトする時に手の甲との隙が10mmぐらいとギリギリになるまで下げてカッコ良くしてみました。
ステーは柔らかいですが、全体の剛性はそこそこですね。結構ステーの長さを詰めたので悪くはないです。それでちゃんとドリンクホルダーも共存出来るようにしてます。
ちょっと失敗したな感があるのは、スマホを充電しなきゃいけないので、スマホの下部のUSB-C端子にコードを差すと手に当たっちゃいます。これはなんか対策を考えなきゃいけません。
対策は充電しない?とか。あ、そうだ、よく考えたら、ウィングキャッチの背面はボールジョイントになって回転するんで、充電のときだけスマホを後傾にすればなんとかなりそうです。
まとめ
実際の使用は下の写真の感じになります。如何でしょうか?なかなか良いですよね(自画自賛)。
スマホルダーの高さを限界まで下げつつ、シフト操作とも両立出来ているので、結構自分でも気に入ってます。
以上になります。ご覧下さいまして、ありがとう御座いました。それでは、また!
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