ホンダ S660!ちびカウンタック化計画【妄想炸裂編】

クルマ

はいどうも、こんにちは!秘密基地ひろしです。

さて3月に注文した私のホンダ S660なんですけども、まだ来ないですねえ。

そもそもS660って少量生産なので発売から6年の間、常に最低でも4か月待ちでしたからね。実は毎年1回は買う企みを巡らせていたので、よく知っているのです。

ましてや3月の生産終了のアナウンスで一気に注文が来て、たったの2週間で1年分を完売しちゃったようです。

これはやばいなと感じて生産終了宣言の翌日に買いに行って大正解でした。

ただ、買いそびれたファンの方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、あまり手放しで喜べません。「何月何日までに予約すれば、全部作るよ~」とはいかなかったんですかね。

S660のミニカーってグリーンが無いので、トミカの白を田宮アクリルカラーで塗ってみました。写真でこの出来ですから、実物はもっと酷いんですよ。

S660を注文したのは生産終了宣言の翌日、3月13日だったのですが、そのときの納車予定は8月でした。

だけど何故かその2週間後にホンダカーズから連絡があり、7月まで一旦早まりました。

しかし一転、現在の世界的なマイコンの供給不足の影響により9月まで伸びてしまいました。

まあ普段の実用で使うクルマでもないので気長に待つつもりではいます。

一気に上げて落とされた感じですが、待つのも悪くないです。

一方、待ち時間が長くなればなるほど妄想は炸裂し全開モードに突入です。

納車を待ってはいられませんので、S660 ちびカウンタック化計画を、実車も無いのに見切り発車させます。カミさんには内緒で秘密裏に実行していきます。

スーパーカーの王様 カウンタック

さて私、55歳なんですけど、それはもうスーパーカーブームど真ん中世代で御座います。

確か小学5年生のときに池沢さとし先生の”サーキットの狼”が大流行しまして、何故か学級文庫にも1巻があり、男子の間で朝からそれの争奪戦が毎日ありましたね。

なのでその後、全27巻揃えましたけど、1巻だけは100回以上読んでますね。

小学生の頃、”サーキットの狼”にハマってました。主人公:風吹裕矢のロータスヨーロッパSP、ライバル:早瀬左近のポルシェ911カレラRS、薄幸の天才ドライバー:沖田のディーノ、悪役:隼人ピーターソンのトヨタ2000GT、懐かしい!

スーパーカーのキングオブキングといえばランボルギーニ カウンタックで決まりで、論をまたないですよね。

小学生の頃よく、将来はカウンタックが買えるような大人になれるのかなと不安になることがありましたが、不安は見事に的中しまして、いまだに買える身分では御座いません。

ランボルギーニ カウンタック!もうこれしかないという存在感です。あと100年、これ以上のインパクトのあるクルマは出ないのでは!

でも大丈夫です。安心して下さい(とにかく明るい安村風)。この日本にはホンダS660があるじゃないですか!私はこれで十分ですし、もう大満足です。

ビートといい、S660といい、なんで儲からないのにこんなスゴイ車を作れるのか、ホンダってすごい会社!でもよく考えたら4輪の最初からS360とか、とんでもない計画をして、実際にS500から市販したのですから、彼らにとっては当たり前、自然のことなんでしょうね。いわゆるDNAってやつなんでしょうか。

ただしキング カウンタックには常に敬意を払って、このS660を出来るだけカウンタック化していきたいと思います。

私が一番好きなカウンタックはこのLP400プロトタイプです。

オーバーフェンダーに巨大なリアウィングのLP500Sもいいですが、やっぱりシンプルなこれ、LP400プロトタイプに一番未来を感じました。ベルトーネのデザインの意思を感じます。

私、大人になって自動車メーカーに就職するほどですから、子供の頃から自動車が大好きで、分厚い自動車図鑑をいつも愛読していました。

その頃、スーパーカーブームの前夜で、日本ではカウンタックはあまり知られていなかったのですが、この図鑑にカウンタックが紹介されていたのです。しかも下の写真のように斜め前から取った只一枚の写真が付いているだけでした。それだけでも随分と獰猛な感じがして、当時から只者ではないオーラを発していました。

カウンタックに対して、なんの知識も無い小学生がこれをみても、このクルマの凄さを肌で感じるはずです。

これが私が初めて見たカウンタックで、奇しくもLP400プロトタイプでした。カウンタックがメジャーになる前はこの写真しかなかったように記憶していますので、同世代の方で見たことある方は結構多いんじゃないでしょうか?

プロトタイプと量産型では、以下のような違いがあります。

最大の違いはサイドガラスですね。量産型はサッシュでガラスが3分割されていますが、プロトタイプは逆L型で2分割でした。

結構コストが掛かりそうな形状でしたので量産型は現実的な構造になった訳で、ちょっとカウンタックらしくないところですね。

サイドガラスの違いが大きいです。プロトタイプの方が洗練されていたのに、見慣れた量産型が正だと思ってしまいがち!

次にフロントグリルの意匠が違っております。プロトタイプは縦のスリットがたくさん入ってました。

なんか冷却に必要だったのでしょうかね?フロントグリルは縦に薄いから穴を開けても大勢に影響なさそうですが。

プロトタイプはフロントグリルの縦スリット多めです

NACAダクトを目立つ感じでボディにまとったのはカウンタックが最初のように思います。その後フォロワーがたくさん出ましたけどね。

でもプロトタイプのNACAダクトは前半分のドア側はボディ色で黒くなかったので、これは完全に頂けませんね。もし私が手に入れたのなら田宮カラーで黒に塗り潰します。

カウンタックがカウンタック足りえる大きな特徴の一つがサイドの大きなNACAダクトです

あとリアコンビランプの内側のラインは量産型が真っすぐ垂直なのに対し、プロトタイプは斜めでした。

ここに関しては量産型を見慣れておりますし、左右に分かれたリアサイド部分のテールカット処理のデザインとしてもバランスが良いです。

リアスタイルもよく見ると違うんですね。ここは量産型に軍配でしょうか!

あとボディの色なんですが、スーパーカーといえば普通、赤が定番ですよね。赤でなければせめて黄色ぐらいのインパクトが欲しいところです。

一台スーパーカーでないものが含まれている気がしますが、私の中ではスーパーカーです。大丈夫ですよ!

しかしなんとこのカウンタックは意表を付いたピーマン色でしたね。

実は私がS660をグリーンで注文したのもこのカウンタックへのリスペクトであり、カウンタック化の第一歩だったんですねえ。

スポーツカーにおけるグリーンってやっぱりいわゆる一つの外しですよね。天邪鬼な私にはピッタリです。

昨年末にイエローが先に注文終了したときは、ちょっとショックでした。といいますのも実は黄色もチョット欲しかったんです。

黄色はなくなりましたが、「俺には緑があるさ!」と気を強く持てたのはこの為です。

一旦まとめます

ここで一旦まとめです。大変おこがましいのですが、車体色がグリーンで2シーターミッドシップときてますから、この時点で既に80%ぐらいはカウンタック化が達成出来ていると思います。

そこで今後は100%越えを狙って色んなアイテムを投入していきたいと思います。(100%を超える意味が分からん)

スーパーカーには格納庫が必要

まずは第一弾!スーパーカーにはスーパーカーを保管する為の格納庫が必要なのです。

秘密基地ひろしは格納庫を2つ持っていますが残念ながらクルマが入りません。イザというときは何の役にも立たないのです。

そこで用意したのが、じゃじゃーん!このボディカバーです。ネットで定価よりチョットお安目の税込み15,675円でした。

S660のロゴも入って格好いいボディカバー。本体も黒、銀のツートーンでおしゃれなんですよ!

「ガレージも無いのにオープンカー買ってんじゃねーよ!」とお叱りの声も聞こえてきますが、そこは平にご容赦下さい。

でもずっとボディカバーじゃダメそうなんで、ゆくゆくは自分で何か作ろうとは思ってます。

カウンタックといえばドリンクホルダー

第2弾!カウンタックといえばドリンクホルダーです(なんでやねん!)。

私、カウンタックは見たことはありますけど、乗ったことは一度もないです。でもプラモデルは何十台も作りましたので、確かドリンクホルダーは付いてなかったと思います。

S660はドライバーの左後方、つまりクルマの真ん中にドライバー用のドリンクホルダーがありますが、助手席用はありません。

私、早期定年退職で自分へのご褒美と称し、クルマやバイクを買ってますので、これ以上カミさんの不興を買う訳には参りません。

そこで純正ドリンクホルダーをほぼ定価の税込み6,030円でゲットしました。助手席用ドリンクホルダーの設置はカミさん対策として喫緊の課題なのです。

今時、助手席にドリンクホルダーが無いなんて、まさしくピュアスポーツカーの証明です

ところでこのドライバー用のドリンクホルダーって使えるのでしょうか?なんかコーヒーとるときに腰をひねって、グキってやられちゃうような、中高年には危険な匂いがプリプリしますが…

ホンダは頑張って、何とか1個でもいいからドリンクホルダーを付けてくれたのですが、なんか危険な位置にあります。腰を捻ってグキっていきそう。

シフトブーツはなんだろう?

第3弾!はシフトブーツです。

何回も言いますが私、カウンタックに乗ったことが無いのでよく分かりませんが、スーパーカーのシフトブーツって当然革なんでしょうね。天下のカウンタックがビニールということはないと思います。

そこでアルカンターラの純正オプションを投入です(なんで最初からモジューロXにしとかんの?)。ネットで定価よりちょっとお安い税込み15,047円で買えました。

ここは普段、手が触らないところなので、本当は革じゃなくてもいいんですけどね~

思い起こせば自動車メーカーで開発をやっているときに、シフトブーツのあるべき折り方を話し合ったことがあります。

シフトレバーは前後左右に動きますので、シフトブーツは追従を求められます。そうなると阿蘇山じゃないですけど、シフトブーツはカルデラみたいに真ん中で一旦円形のくぼ地を作ることになります。

これは必然的でこれしかないって感じなので、わざわざ協議することも無かったというのがオチでした。

でも結構このくぼ地にゴミが溜まるんですけど、しょうがないですよね。

サイドブレーキカバーもやっつけます

第4弾は革サイドブレーキカバーです!

なんかカウンタックの写真を見ると、サイドブレーキはセンターではなく運転席の外側にあるようです。そしてなんとなく革じゃなさそうなんですけど、知ったこっちゃあありません!(カウンタックどっかいってしもてるで)。

MT車の場合、ここはしょっちゅう触りますので革であるべきです。そこでまたもや純正アルカンターラ革サイドブレーキカバーをゲットしました。これは定価より高い税込み8,418円でした(泣)。

筒状の皮を被せるところまでは想定内だったのですが、先端を針と糸で縫うことになるとは…

このカバー、細長い皮を円筒状に丸めてレバーにかぶせるのですが、合わせ部は靴紐のように編み上げます。そして先端のノブのところを最後に被せて、恐るべきことにフィニッシュは針と糸で縫い上げるのです。

流石にカーメーカーで開発経験の長い私もお手上げです。これを買ったネットショップに泣きついて取付け説明書を送ってもらいました。これで縫い方は分かったので、後は何とかしてみます。

最終かつ究極アイテムはコレ!

第5弾!これはもう最終かつ究極兵器です。カウンタックLP400プロトタイプといえば緑のボディにシルバーのホイール、これです。

そこでこんな物をヤフオクで落としておきました。S660 前期型 ベータのシルバーホイールです。

送料、税込みで38,000円と結構お手頃価格で落札出来ました。もちろん中古ですが、傷一つないのでチョットびっくりです。

本意ではありませんがホイールを仕舞って置く場所が無く、車中保管となっております

銀色が同じだけでカウンタックのものとは意匠が全然違いますが、私、ヤマハRZ250の大ファンなので、タービンホイールというだけで何でも許しちゃいます。

実はこの前、SR400のファイナル エディッションを買っちゃいまして、秘密基地の格納庫(物置と言わないで)は中がいっぱいで、このホイールを仕舞うところが無いのです。

秘密基地の格納庫ですがこの有様です。もう少し整理整頓します!

なのでクルマの後に積みっ放しにして、倉庫代わりに使っています。カミさんにいつバレるか気が気じゃないです(もうバレとるって)。

まあそんなこんなでS660が来る日が本当に楽しみです。

皆さんご存知ように納車までが一番幸せなスイートタイム、妄想炸裂期間なんでしょうね。

納車が伸びたことを幸いに、思う存分妄想して楽しみたいと思います。(実車が来たら来たで、直面する現実がありますので)

クルマが来たら色々付けてみて、どれぐらいカウンタックになったかを、またご報告したいと思います。

ご覧下さいまして、ありがとう御座いました。

お気に召しましたら、また見て下さい。

それではまた!

動画版はこちらです

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