はいどうも、こんにちは!秘密基地ひろしです。
今回はホンダ S660の納車から、ちょうど1か月ぐらい経ったんで、ちょっと所感を述べてみたいと思います。ちょっと大げさですかね。
この車を買った当初は、その低さに圧倒されて、カミさんと二人で乗ってると、低いね~、低いね~なんてマントラのように唱えていました(笑)。最近、漸く低さにも慣れたかなと思っています。
【動画版はこちらになります】
乗降に悩む
先日、このS660のカッコいい乗り降り、または正しい模範を教えて欲しいとお願いしたところ、たくさんの方からコメントを頂きまして、ありがとう御座いました。
頂いたご意見を参考に、色々と試行錯誤して漸く乗り方が固まってきましたので、ご紹介しておきたいと思います。
まずどういったご指導があったかを、ちょっとまとめておきます。大別すると三種類あったと思っていて、
- 定番だと思いますが、左足を先に車内に入れてお尻を入れていく
- あと結構多かったのが、お尻を先にシートについて両足を抱え込んで車内に入れる
- 頭を先に車内に入れて、サイドブレーキの後ろに手をついて体を入れていく
ポイントは、業界用語でリアモストっていうんですが、シートを一番後ろに下げないと駄目っていうことでした。
人にモノを聞いておきながら、なんだよ!って話なんですが、私、面倒臭がりで、特にMTはその日の体調とかでクラッチの踏み代に違和感を覚えることが多いので、極力シートの位置は動かしたくないんですね。
あと多分、大半の人は怪訝な面持ちがしたと思います。皆さん、普段からS660に何気に乗ったり降りたりされてて、「こ奴は何故こんな乗降如きで悩んでるんだろうってお思いになったと感じるんですね。私もその温度差は感じていて、ただ、その原因が分かりました。
それはさっき述べましたように、私が乗る前にシート位置をリアモストにしないことが、その一つではあるんですが、皆さんの指導を試していて気付いたんですが、乗り込んだ時にお尻がクッションの右半分ぐらいに残っちゃってたんですね。
それでその状態から足を上げて、車内に強引に入れようとしたんで、足がドアトリムに当たったみたいなんです。
なので最終的にこうすることにしました。左手をハンドルにかけて、左足を車内に入れつつ、体を落とし込んでシートにお尻を落としたら、しっかりお尻を左側に寄せると比較的足が簡単に車内に入ることに、1か月掛かって漸く気付きました。
いろいろ教えてくれた方は「もう~何だよ~」って感じだと思うんですけれども、ポイントはそこにあったみたいですね。
そんな訳で、皆様のおかげで漸く乗り方も固まりましたので、晴れてドアトリムのビニールカバーを剥がしたいと思います。
どうも、ありがとう御座いました。もうこれからはカバーがなくてもやっていけます?
そんな訳で、無事S660の正しい乗降のやり方もやっと卒業です。
解放感
1か月乗ってみて思うんですが、一番良いなと思ってるのは、このフロントレールの位置です。
これがかなり前に出てるので、オープンにするとちゃんと空が見えるんですね。
オープンカーに乗ってることを常に意識出来るのはすごいと思います。
「えっ?、それって当たり前じゃん!」って思うかもしれませんが、私の勤めていたスバルは、あまりオープンカーをラインナップに持ってないカーメーカーだったので、オープンカーの経験があまりないんですよ。
唯一あるのが家族で、もうずいぶん前ですけどハワイ旅行に行った時に、まあ、折角なんでってことで、チャラいですがオープンカーを借りてオアフ島を一周してみた訳です。
その時の車はクライスラーの300Mでした。ベースはちょっとスポーティなミドルセダンって感じで、そのオープンモデルです。
クライスラーは結構30年ぐらい前から、カッコいいスポーティ路線でやってるんで、結構、フロントガラスが寝てて、フロントレールの位置が後退してたんですね。
セダン派生の4シーターのコンバーチブルなんですけど、上を見ない限り幌が開いてるのかどうかどうか分かんなかったんです。
なのでオープンカーってこんなもんなんだって、ちょっと残念に思ったのがその時の印象でした。
S660は前を向いて運転していても空が視界に入りますから、凄く嬉しい誤算というか、新鮮な感じがします。
フロントレールが前にあるというよりは、着座位置がかなり後ろにあるということです。
S660の場合、逆に幌を付けると、なんか穴倉の中から外を見てるような感じがして、あれっ、どっかで見たことあるぞ!と思ったんです。
それはですね、トヨタのbBですね。トヨタのbBはストリート系の若者受けを狙って、ボクシーなツーボックスになっているので、フロントガラスが結構前で、しかも立ってるんですね。
だからフロントレールがかなり前の方にあって、ちょうどbBなんかも穴倉の中から外を見てるような感じがあります。
暗い所から外を見るから、昼間は運転し易くって良いんですけど、なんかそれに似てて面白いですね。
音楽を聴かなくなる
2点目の気付きは、運転中に音楽を聴かなくなりました。
車の運転って退屈なんで、必ず音楽をかけるます。S660もブルートゥースで飛ばして、スマホの音楽をかけられるんですけど、ほとんどかけないです。
なんでかというと、ちょっとキザな言い方ですけど、やっぱりエンジンの音を聞きたい!んですよね。
特にS660はリニアにリアルに後ろからエンジン音が聞こえますから、これを味わいたいと思うと音楽をかけずに乗ってることが多いですね。
その辺はヤマハ SR400に似ていて、エンジンの音を聞きたいっていうのは、中々に良いことだと思います。
かといって、S660はあのN-BOXのエンジンを使ってますから、さほど良い音がする訳でもないんですけど、まあ贅沢は言っちゃ駄目ですよね。
でまあ、とにかく走ってて楽しいです。凄く不埒なこと言っちゃいますけど、私、カーメーカーに勤めてた割には、実は車の運転が大嫌いなんですよ。
なんでかっていうと車って、遅い車も速い車もただ遅い車に合わせて走らなきゃいけないっていうところがあって。私は結構せっかちなんで、それが嫌なんですね。
ただヤマハ SR400もそうなんですけど、とにかく走っても停まっても、このS660、楽しいんで出掛けるのが苦にならないです。
特に片側一車線しかない国道や県道で、いつも混んでてチョロチョロしか流れない道なんか行きたくもないんですが、このS660だと渋滞しようが、早く走れようが、ゆっくり流れようが、何て言うんでしょう?その世界に埋没出来るっていうんですかね。
変な話なんですけど、人は基本、家に住んでいるので、ずっと車にいる訳にはいかなくて、車に乗る目的があるときしかS660には乗れないんです。そんなに乗りたきゃ、S660の中で寝泊まりすりゃいいじゃねえの?って言われそうですけど、そうもいかないんで、乗らないときは基本的に家の中にいなきゃいけない訳です。だけど、こうやって記事を書く為に走らせる分には大義名分がたって、S660の中に居られる訳なんです。わーい!
なので快適にダー!っと走れても良いし、渋滞で停まっても良いし、とにかくS660の中に座ってるのが楽しいってのがやっぱり、この車の最大の特長だと思います。
まだまだS660を手に入れてばかりで私が舞い上がっちゃってて、今後どうなるかよく分かんないですけど、今のところは少なくともそう思っています。
雨の日以外は毎日ほとんど乗ってます。なんでかというと、事ある毎に理由を見つけては乗り出す訳です。
まあ、それは新車効果もあって、いつまで続くやら、よく分かんないんですけど、それが薄くなることはあっても、なくなることはないんだろうって思ってて、凄く楽しみです。
リックドムが見てる
このS660、メーターの左にセレクトボタンがあって押すと、メーターが赤くなって、左側の燃費計がターボの加給圧計に変わって、なんかこう、やる気にさせてくれるんです。
でも夜とか暗いときに乗ってると、なんかこのメーターに見られてるような気がするんですよ。
それは何故かというと、これ似てるんですよ!何に似てるんだろうと思って、この前、漸く分かったんですけど。
どうもリックドムですね。
ドムはなんというか、顔の輪郭が赤くて、真ん中に赤い一眼を持っているので、なんとなくメーターがドムに見えるんですよ。
いつもドムがこっち見てるという話で、ガンダムファンの私としては、そこも嬉しいなあと…まあガンダムの話がしたくてしようが無いんでしょうね。
以上になります。ご覧下さいまして、ありがとう御座いました。それでは、また!
コメント