はいどうも、こんにちは！秘密基地ひろしです。
ホンダのS660、遂に今年度いっぱいで生産が終了しますね。非常にひじょーに残念です！自動車評論家やファンの方々から、”こんな車もう二度と出てこない”、”ホンダだから作れる車”、”値段以上の価値がある、買っておかないと後悔するゾー”、等々のコメントがたくさん飛び交っていますが、激しく、激しく同意で御座います。そんな訳で、我が”秘密基地ひろし”にも何とか導入出来ないかということで語っていきたいと思います。
秘密基地の元祖と云えば”サンダーバード”ですよね。
私の世代だと激しくビンゴでして、恐らく2号が今でも一番人気なのだと思います。私も2号が大好きで、子供の頃からもう何台買ったかよく覚えてないぐらいです。でも子供にとっては飛び道具の1号から5号までが興味の対象であって、”ペネロープ号”は全く眼中に無く、実際に私もそうでした。このペネロープ号、ピンクのロールスロイスで、タイレルもビックリの何と6輪車と驚愕の仕様なのですが、今一つ子供には人気がなかったですね。
でも大人になってから冷静に考えると、この作品、結構奥が深くて、ペネロープ嬢はこのペネロープ号を使って社交界で諜報活動しているという、中々に渋い設定だったんですね。
このペネロープ号、色んな仕掛けがあって、例えばヘッドランプのところから機関銃が出てくるんですが、執事のパーカーがこれを無表情で連射して、悪党共を皆殺しにするシーンが今でも印象に残っています。まあ人形劇なので表情は無いんですけど、子供心に何かパーカーにプロの厳しさを教えてもらったような気がしたもんです。そんな訳で大人の秘密基地には飛び道具の他に、いつもこんな中核になるクルマが必要なのです（カミさんに向かって言ってます）。
次はウルトラ警備隊です。
そうです、あの名作ウルトラセブン、ウルトラ警備隊の車両、”ポインター号”です。
ベース車はクライスラー・インペリアルのようで、今冷静に見ると、張りぼてをくっつけた飛んでもない意匠ですね。今でもそうですが、当時は滅茶苦茶に憧れていました。子供にはこういうのが一番刺さりますよね。
更には同じく名作、帰ってきたウルトラマン、ウルトラ警備隊の車両、“マット ビハイクル”。
ご覧のようにベースはマツダ コスモスポーツです。この車の凄いところは赤い線を入れるだけで、ウルトラ警備隊の車足り得るその存在感です。コスモスポーツの素材としての凄さには、もう驚愕の一言です。
小学生の頃、”ランチア ストラトス”を初めて見たときに、これまた随分と宇宙船だな！と驚いたものですが、それより何十年も前に国産でこんな車があったなんて。
実はクルマよりバイクの方が好きなんですけど、バイクはサンダーバードで云うところの1号から５号の飛び道具のポジションですので、やはりここはシッカリした秘密基地のクルマが必要なのです（またカミさんに向かって言っています）。
うちの秘密基地のクルマの場合、V1号：フォレスター、V2号：ステラでは緊急発進したところで、近所のスーパーに行って帰ってくるぐらいが関の山ですので、平凡過ぎてダメです。
ヤッパリこれだ！S660！
そこで物色開始ですが、外車は流石に高いので日本車、でも国産でこの重責を担えるクルマなんて無いな～と思っていたら、ありました。ありましたよ！“ホンダ S660”です。
軽自動車なのに、ミッドシップのターボエンジン、後輪駆動、2人乗り、オープン、しかも荷物を積む所が全くないスパルタンさ、もうこれしかないです。派手目の色なら、さらに演出増し増しです。
秘密基地の車にはこういった”現場で全く役に立ちそうにない風情”が重要です（誉め言葉です）。
実は30年前、“ビート”がデビューした時から欲しかったのですが、如何せんホンダではない自動車メーカーに勤めていましたし、他銘車を別に所有する経済的な余裕も無かったので、ずっと買えませんでした。そのうち生産中止になっちゃって、あんな車二度と出ないだろうと嘆いたところ、出たじゃないですがS660！ホンダさん流石です。
そこで早期定年退職を機にこいつを手に入れようと、退職金が入ったら買う予定でした。
そしたらどっこい、まだ会社を辞めていない3月12日に生産終了がホンダから発表されました。翌日は雨だったんですけど、取るものもとりあえずホンダーカーズの開店時間に突入して、30分で契約完了です。グリーンのアルファ、6MTを契約出来ました。納車は8月末ということで、イヤー危なかったですね。
実はこのブログ、題名通り”S660を買おう！”とラストイヤーなので他のファンの方も一緒に買いましょうよ、と啓発する予定だったのですが…すみません、生産終了のアナウンスから2、3週間で完売したそうです。それはホンダカーズの営業の方から連絡があって知ったのですが、少し興奮気味でしたね。早く注文しておいて良かったですね！なんて話になった訳ですが、嬉しい反面、突然の速攻完売で買えなかった人も多いと思われ、少し寂しさもあります。
合わせて中古車も玉が減って、値段が上がってきているようなので、買い逃された方は時期をみて買われるのかなと思いますので、頑張って下さい。
実は一つ問題がありまして、S660の生産終了に際し、ホンダが＃WE LOVE S660と銘打って、オーナーでつくるスペシャル動画の企画があり、締め切りが5月16日だったんですね。愛車が写った画像か5秒程度の動画で応募するんですが、これでは納車が間に合いません。でも諦め切れなくて、ミニカーを使って7秒の動画を作ってホンダに送りました。こんな感じです。
BGM提供：GT-K（DOVA-SYNDROME）
でも参加要領をよくよく見るとS660のオーナーであることになっています。ん－、確かにオーナーなんだけど、実車が無いな～って感じですが、それでもダメ元で送ってみました。スペシャル動画は6月末に公開予定らしいので、載っていることを祈るばかりです。ホンダさ～ん、頼んますよ～、仲間外れにしないで～。
またS660納車の際は記事を上げますので、見て頂ければと思います。
ご覧頂きまして、ありがとう御座いました。それでは、また！
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