はいどうも、こんにちは!秘密基地ひろしです。
今回はヤマハ SR400 メンテノートということで、2021年、この冬のワークマンはこれだ!ということでお送りしたいと思います。まあアパレル紹介ってガラじゃないんですけど、冬は結構厳しいですから、ちょっとバイクのライティングギアもご紹介していきたいと思ってます。
最近、ホンダ S660ばかりにかまけていて、SR400のネタが少ないんじゃないか?というお叱りも受けそうだったので、今回は純粋にSR400ネタをやろうと思ったんですけど、昨日たまたまワークマンに行ったところ、2021年モデルがゲット出来たんですね。
実は今、ワークマンの冬物人気商品って、もう秋口には無くなっちゃうんですよ。特にM寸とかL寸とか、みんなが買うサイズはすぐに無くなっちゃうんで、まあまだ気温は25度ぐらいあって暑いですけど、ちょっと真冬のライディングウェアの紹介しておきたいと思います。
それで今回買ったのは、ジャケット、パンツ、グローブの3点になります。
【動画版はこちらです】
ジャケット
ジャケットはイージス360リフレクト、透湿、防水、防寒、ストロングジャケットということで、長い名前が付いてます。生地は種類がありますが、中でも今年の新作、合成皮革のモデルをチョイスしました。
お値段は税込みで6,800円と破格です!最大の特徴はやっぱり防水ですね。その耐水圧は15,000mmです。しかも透湿なんですが、このフェイクレザー、合成皮革のモデルは、流石にちょっと悪いみたいで、透湿度は500g/㎡/24hと低目になります。でも、今年のアップデートは、この合成皮革の生地版が追加されたことになるんですね。
実は2年前に同じイージス360リフレクトのジャケットを買ってまして、値段も同じ6,800円でした。これはすごく良くて、今年が3シーズン目なので、今年いっぱいこれを着ようと思ってたんですけど、ワークマンのお店に行ったら、この合成皮革版があって、まあ革ジャンぽいんで良いジャンということで、買っちゃいました。
パンツ
それからパンツの方も同じくイージス360リフレクト、透湿、防水、防寒、ストレッチ ストロングパンツということで、”ストレッチ”が加わりますので更に長名です。ジャケット同様、合成皮革の生地モデルを購入しました。
こちらのお値段は税込みで4,900円と、これも恐ろしく安いです。これも透湿防水で耐水圧と透湿度はジャケットと同じですね。
ジャケット同様、パンツもワークマンのものを2年前に買ったんですが、このときのイージス360リフレクトのパンツが凄く野暮ったかったんで、フィールドコアという別のブランドになるんですけど、それのコーデュラ ユーロ ライディング パンツっていうのを買いました。
コーデュラというのは目の粗いナイロンの生地で耐久性が高いんだそうです。前側が合成皮革になってて、カッコ良かったんで買いました。実はこのパンツ、ちょっと厳しくて、ワークマン商品でスリムって書いてあるヤツはちょっと気をつけなきゃいけないです。かなりお腹引っ込めないと、ウェストのボタンが閉まらないです。
でも今回はパンツもイージスが結構良かったんで、一緒にアップデートしたということです。
予習が必要
それでちょっと説明しておきますと、私、3年ぐらい前からワークマンにハマってるんですけど、いまだによく分かんないです。何が分からないかというとブランドで、多過ぎます。
ちょっとご紹介しておきますと、このイージスがバイク用の透湿防水のウエアになります。それでイージスオーシャンとなると釣り用ですね。フィールドコアは、所謂アウトドア、キャンプとか山登りの為のブランドです。それからファインドアウトってのもあってジョギングとか、スポーツ用のブランドがあります。またワークマン女子とかもあるんですけど、いずれにしても、それはワークマンの中では派生の種類であって、本業は作業着ですから、作業着もいっぱいブランドがあります。
兎に角、お店に行くと何が何やら分かんないですから、行かれる場合は事前に家でミッチリ、Webカタログを見て調べてからでないと、お店でかなり迷うことになると思います。
グローブ
それからもう一つ買いました。ライディング グローブです。長い名前はなくて防水手袋っていうことで、品番はAGW15になります。お値段は税込みで3,900円です。
この前作のAGW13は1,000円安かったんですが、これがほぼ4,000円となると、パンツが約5,000円ですから、ちょっとお値打ち感は無いですね。
ただ、こいつはちゃんと革を使っていて山羊革なんですが、まあ本革です。牛革じゃないけど、革のグローブということで防水になってます。前作よりかなりボリュームが増えたんで、暖かいんじゃないかと思ったのと、あと裾の部分がちょっと大きくなったので、今回初めてワークマンの手袋も買ってみました。
そんな訳で2021年の冬は、この三点で乗り超えていきたいと思っています。
クシタニ
それで今回説明したいのは、ただ安いんでワークマンを買いましたっていうことではなくて、40年以上もバイクに乗ってるおっさんが、なんでここに辿り着いたのかを説明したいと思ってます。
私は若い頃、もう十代の頃から無理をしてクシタニをずっと買ってきました。まあ言わずと知れたクシタニですが結構、高いですよね。
同年代の方はご存知かと思いますけど、40年前というと、もう本当に冬場なんか使えるライディング ウェアとか無かったですよね。私の記憶では40年ぐらい前に初めてジャンバーのことをブルゾンとかいい始めた頃だと思っていて、冬場はジャンバー着てバイクに乗ってましたが、防風じゃないから風が通って寒いし、しかも袖の処理ができててなくて、襟元もガバッと開いてて、もう兎に角、寒かったです。しかも前傾で乗ると背中が出たりして、全くもう使い物にならなかったです。
まあそんな時代でしたから、クシタニとかバイク専門のアパレルを着ざるを得なかったというのが、当時の顛末だったと思います。まあそんな訳ですが、クシタニの唯一の欠点は値段が高いことです。だからちょっと無理をしてずっとクシタニを買ってたんですけど、10年ぐらい前に転機がありました。
ユニクロ
その転機は何かというとユニクロのダウンジャケットですね。まあ定番で当たり前なんですけど、たまたま10年ぐらい前に見つけて買ったものは、その年だけだったのかもしれないんですけど、フードが付いてないんですよ。だから襟元が閉まっていて、しかも袖も閉まっている。
たまに面倒臭いんで、これを着てバイクに乗って真冬に買い物に行くと、これが結構良いんですよね。当然、ダウンなので防風ですし、空気を蓄える層があるので暖かいですから、なんとなく、これで良いジャン!っていう感じで、暫くはずっとこれを着てる時期がありました。
ただやっぱりファフナーのところとかの防風防寒性能はやっぱり劣るので、真冬だとちょっと一時間は耐えられないなって感じです。
ウルトラ ライト ダウン ジャケット
次にですね、同じユニクロのウルトラライトダウンジャケットです。こいつも有名な定番商品なので説明する必要はないと思いますけれど、まあ値段は今はちょっと高くなって6,000円ぐらいですかね。
実は最初、違う理由でこれを買ったんです。当時はサラリーマンで、東南アジア出張が多かったんで、その為に買いました。なんで熱帯に行くのにダウンジャケットを買ったのかとお思いでしょうが、実は、昼は会議室、夜はホテルがエアコンで恐ろしく冷やされていて、とにかく寒いんですよ。
温度調整が難しくて、入れるか切るかぐらいの選択肢しか無くて、エアコンを切ると汗だくになっちゃうんで、昼も夜もひたすらこれを中に着て過ごすっていう、なんかヘンテコリンなことをやってました。あと飛行機の中でも寒いときに羽織れるんで、凄く重宝してましたね。
それで閃いたのは当然、革ジャンは持ってますから、革ジャンの下にこれを着ればいいジャン!と考えた訳です。
暫くはそれで冬場を凌いでいたんですが、やっぱり革ジャンって防風には優れてますけど、暖かい空気を備蓄するところが無いので、こいつだよりになっちゃうので、やっぱりちょっとボリュームが少ないですね。
イージス登場
そこで2019年に目を付けたのが、ワークマンに行ったら売ってたイージス360リフレクトのウェアなんです。
このジャケットの良いところであり悪いところは、値段が安いので厚みがそんなにないんですよ。で、中に入ってるのもただのポリエステルなので防寒ジャケットとして着るには寒いんです。
ただ、それが逆に良いところがあって、秋とか初冬、まあ10°以上の時はこれだけ着てれば良い訳です。防水だし、防風だし。
で、10度を切って寒くなってくると、件のユニクロのウルトラ ライト ダウン ジャケットを中に着ると、もうぴったんこですね。
クシタニとかゴールドウィンとかの上級モデルってナイロンでも、たぶん7、8万円もするんですね。それに匹敵するんじゃないかというぐらい性能が高くて、今はこれに嵌ってます。
ワークマンの場合、私、身長172cmでいつもM寸を買うんですけども、結構ぴったりなんですよ。でもこいつは、寒いときは中にインナーを着ろよって感じで、ちょっと大きめに作ってあるんですね。
今年モデルのアップデート
今年は冬物のライディング ウェアをまだ買い替えるつもりはなかったんですけど、昨日ワークマンに行ったら2021年モデルが出てて、合成皮革の生地が目新しかったのです。本革じゃないんだけど、合成皮革でも革ジャンチックになっってたんで、凄く良いなと思って買いました。
で、先に悪いところ言っておきますけど、さっき言ったみたいにこれもそんなに厚くないです。だから厳冬期はインナーを付けないと駄目です。
そして2021年モデル、最大のアップデートは、前のチャックを開けると、中にもう一つのファスナーがあって、ワークマンで売ってるインナーをここにドッキングして、着れるようになったんですね。
そのインナー中には、胸に二つと腰と背中の4箇所にヒーターが入ってる、例の夏用ジャケットの扇風機を回してたバッテリーを使って温めるってやつが、今年はなんか最強アイテムじゃないかって言われていて、それを中に付けることが出来ます。
ただ、そこまではやるつもりはないので、私の場合は相変わらずユニクロのライト ダウン ジャケットとコンビで着てこうと思ってます。
二つ目の欠点は、そんなに高そうに見えないことです。こんだけ褒めといてなんですけど、この合成皮革はちょっとグロッシーで、ややもするとなんかビニールチックでして、風合いは今一歩です。
あとイージス360の所以は360°、反射板が付いてて光るので安全だよ!ってことなんですけど、白いドットが入った反射する部分の生地は手触りがガサガサして風合いが良くないんです。全部合成皮革にしてくれれば良かったのになあってちょっとガッカリしてます。
なので、これ凄く気に入ってて、ベタ褒めなんですけど、もし値段がほぼ倍の15,000円だったらと、ちょっと買うのを考えます。だから、いくらコスパが高いからといって3、4万円するジャケットに匹敵する訳ではなくて、風合いや見てくれはちょっと値段相応のところがあるということです。
じゃあ、なんで買うの?ってなると、やっぱり機能として、まずは防水だっていうことがあるんだと思います。それから袖とか襟元のプロテクションや、前のチャックの後にはフラップが入ってて防風効果を高めています。更には肘のところも絞れるようにボタンが付いていて、脇の下も同じくです。
で、さらに裾のところはショックコードでウェストの調整が出来るようになっています。
後ろの裾は前の部分より15cmぐらい長くなっていて、前傾姿勢を取っても背中が出ないようになってます。
機能としてのコスパが高いというところなんでしょうね。
あと繰り言ですけど、インナーと合わせてスリーシーズンというより秋冬ですね。秋冬を着こなせるというのが良いところだと思います。
さらに紹介しておきますとワークマンは良いところは、作業着を本業にしてるので、ポケットがいっぱいあったり、フードが必ず付いてます。フードもちゃんと合成皮革で作ってあって、当然ライダー向けですから、ホックでちゃんと外せるようになってます。省略せずに付けてくるっていうのも偉いなあと思いますね。
あと襟の後に顎用のフラップが仕込んであって、前に回してベルクロテープで留めると顎の風除けになって、さらにこれが2つ折りになっていて、上に立てると鼻の下までカバー出来ます。使ったことないんですけど、こういうギミックもあるということです。
2019年モデルは、更に襟の後ろからフラップが立てられたんですが、流石にそれはヘルメットの後ろに干渉しますんで、2021年モデルには付いてないです。
あとは内ポケットもちゃんと二つあって、胸ポケットもあります。左の胸ポケットの奥に謎のチャックがあって、開けると着たままでシャツの内ポケットのものが出せます。
右の内ポケットはメッシュじゃないのに、左側だけメッシュなのは、ここを開けて風通しも出来ることになってるらしいです。そうなると、なんで片側だけなんだろう?って疑問が残るんですけど、まあちょっと、それは置いといてと。
当然、両側に大きなポケットがあって、ファーストは止水タイプです。
さっき言いそびれたんですけど、悪いところとして、2019年モデルは一度だけバイク乗ってるときに、ちょっと強めの雨にあったんですが、多分、左胸ポケットのチャックだと思うんですけど、浸水しまして、結構胸がべちゃべちゃになったことがありました。
この手の防水ってワークマンだけじゃなくて、結構厳しいところがあるんで、あんまり完全防水を期待しない方がいいと思ってます。
袖の絞りに不満が
あと、ちょっとやっぱり理解に苦しむのが、この袖の処理なんです。実は2020年モデルから改良されたみたいなんですが、袖を絞って留めるベルクロがもっと上にあったんです。これが2019年モデルは袖の端から7cmぐらい上にベルクロがあったんで、結構袖を絞ってもラッパみたいにブワーって袖が開いてグローブの鍔が入らなかったんです。
それで2020年モデルから端から3cmぐらい上のところになったんで、これは良かったんですけど、グローブの付け方が微妙で、鍔部分が短いグローブだと、袖をいくらベルクロで絞っても末端は開いちゃってグローブの鍔の中に入れられないんです。
袖は二重構造になっていて、中はゴムで伸びるジャージみたいになってて、更に親指が出せる穴があって、ここもワークマンらしい工夫です。
どうもワークマンが考えているのは、ジャージ袖のところにグローブの鍔を載せて、上からアウターをグローブに被せてベルクロで絞ることみたいです。
私はそれ、大嫌いなんですよ。だって面倒じゃないですか。
もう20年使ってるクシタニのグローブは鍔が広くて、白バイの人がよく使ってるようなヤツです。これだともうガバーリと広めの袖でも上に載るので、これでいんジャネって思うんですけど、ちょっとこの辺が???ですね。
ただワークマンの考えも一理あって、3年ぐらい前のツーリングで土砂降りにあったことがあるんですけど、私の好きなグローブ外被せでジャケットを着てると、グローブもジャケットも防水でも、雨が腕を伝ってグローブの中に入っちゃうんです。そうすると結局、防水の手袋をしてても全部水没しちゃいました。
パンツの特徴
パンツの話もしておきますと、こっちも合成皮革ということで、ちょっとグロッシーですけど、革パンぽいです。まあ、これが5,000円で買えるなら安いですよね。
機能としては、ちゃんとこの腰の後ろの部分が相当高くなってて、前傾姿勢でも背中が出ないようになってます。
あとは腰を絞るベルトが両側にあります。
これ面白いなと思ったのは、前にチェックは付いてますけど、履くために開くだけで中にマチがあるので、男性が用を足すときは、パンツをずり下げるしかないみたいです。
止水チャックのポケットが両側にあって、お尻のポケットは右側だけですね。
股の部分はワークマンのクライミングパンツで有名なクライミングカットになっていて、生地を一枚布にして、縫い目がシートに当たる部分に来ないようになってます。
それからこれも余計なお世話なんですけど、白いドットのリフレクターは生地の風合いが良くないので、要らないと思うんですけど、まあしょうがないですね。
裾はガバッとブーツに被せて、ベルクロで留めて調整出来るようになっていて、これも良いです。しかも防水!
まとめ
そんな訳で今回はワークマンの2021年冬モデルを紹介しましたけど、一応これが最上級になってます。
いずれにしても一番の効能は、こういうものがあれば冬でも楽しく、これを使う為に冬でもバイクで走りたくなるっていうのがあるんだと思います。
まあ防水ですから、途中で雨に逢っても、あんまり嫌な思いをしなくて済みますので、こういったものがあるだけで楽しく冬が過ごせるのであれば、それはそれで面白いかなとは思います。
でもまあ、「流石に俺も、まだまだワークマンまでレベルを落とせないよ~」という方もいらっしゃるかもしれませんけど、中々にワークマン、頑張ってますので、まあ、そういった意味でもちょっとワークマンのご紹介ということになりました。
以上になります。ご覧下さいまして、ありがとう御座いました。それでは、また!
コメント